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「環境人材育成コンソーシアム」とは

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青森大学大学院 環境科学研究科 環境管理学専攻/環境教育学専攻

更新日 2011-05-26

青森大学大学院 環境科学研究科
 
青森大学大学院環境科学研究科は、日本ではじめての本格的な環境を学ぶ大学院として設立されました。環境管理学専攻と環境教育学専攻の2専攻を擁し、環境の専門家を育成しています。
 
青森の豊かな自然に抱かれながら、地球環境時代における心豊かなリーダー像を目指して

21世紀を迎えた今、地球温暖化や大気汚染、水質汚濁などの環境問題が地球規模で深刻化する一方、各国の政府や企業、大学、NGOなどの多様な主体が、大小様々な対策を講じています。青森大学大学院環境科学研究科は、こうした緊急の課題と社会の動向をふまえ、平成11年4月に理学、工学、化学、教育学、社会科学を結集させて、問題解決型の能力を有する人材の養成を目的に、環境管理学と環境教育学の二つの専攻からなる修士課程を設立いたしました。本研究科では、青森大学の出身者ならびに、社会人や留学生、他大学の卒業生など多彩な人材がこの自然豊かな青森を拠点に様々な体験を通して学び合うことで、人間性豊かなリーダーたちを着実に輩出し続けています。

≪環境管理学専攻≫

本専攻では、地球環境問題に関する科学的な学識に基づいて、環境汚染物質の人体への影響と対策、電磁波の影響と評価、微生物の役割、生物の防御機構、さらには雪を活用した小規模畜冷熱の技術開発といった、専門性の高い技術系研究に取り組んでいます。
その一方、併設されている国内唯一の環境教育学専攻との合同実習などの交流を通して、科学技術の社会的意義と関連性を確認しながら、それぞれの専門知識や技術の社会的応用について深く考える機会を提供いたします。
こうした文理融合のカリキュラムを通して、複雑な環境問題の中における各自の専門技術と知見を確立させながらも、柔軟な思考やコミュニケーション・スキルも育みます。本専攻が目指すのは、企業や行政の環境マネジメント系のエキスパートになりうる即戦力の高い人材を育成することです。

≪環境教育学専攻≫

地球環境時代における不可欠な対策の一つとして環境教育が挙げられます。環境教育とは、単に学校教育だけでなく、自然学校、自然体験、グリーンツーリズム、エコツーリズム、インタープリテーション、食育、リサイクル、持続可能な開発のための教育(ESD)、自然エネルギー、企業の社会的責任(CSR)などの「人を育てる」様々な取組の中で重要な役割を担っています。
本専攻はこうした時代の要請を先取りし、社会の多様なニーズに柔軟に対応できる環境教育のリーダーの養成を目的に、わが国において初めて設置された修士レベルの課程です。
多様な環境教育に精通した教授陣による、それぞれの学習段階に応じた実習や各種講義を通して、自然豊かな青森ならではの質の高いカリキュラムを提供いたします。また設立10年を超えた今日、社会の様々な分野や業種で活躍する修了生のネットワークと本研究科の実績が、修士論文の研究や就職活動を進めるための確かな足掛かりとなるはずです。
 
 
大学院の特色と修了生の進路
 
1.「環境教育学」が学べるわが国初の大学院

平成11年、青森大学大学院はいち早く高度な「環境教育学」と「環境管理学」を学ぶ体制を整えました。少人数制の研究室運営を行っているため、お一人おひとりに対し、教授陣が丁寧な指導を行っています。

2.ユニークかつ第一線を極める教授陣

本研究科は、研究者として国際的に活躍している教授陣によって構成されていることはもちろんのこと、行政やNGO・NPOの活動に精通している実戦経験豊富な一流の教授によって指導を行っています。例えば、環境庁時代より最前線で環境問題にとり組んできた藤田均研究科長、大英博物館に学び、イギリスにおいて環境教育学のPh.Dを取得している井口博貴教授、世界でも珍しい雪を生かした蓄冷熱エネルギー源の研究に従事し、特許を獲得している関康秀教授など、例を挙げればきりはありません。

さらに北野日出男教授、岡島成行教授、阿部治教授など、わが国の環境教育をリードする著名教授陣の授業が居ながらにして受けることができます。

3.自然度の高い青森で行われる魅力的な野外実習

青森大学キャンパスは、十和田・八幡平国立公園のそばに位置し、大学付属の森林や温泉保養施設、ヒュッテ、キャンプ場など近隣の施設を活用した質の高い実習を提供いたします。例えば、恒例の白神山地の実習ではマタギによる体験指導を通して環境教育の奥義を学び、また、青森の地の利を生かした豊富な実習を通して、体験の社会的意義を学んでいただきます。

4.自然環境教育プロ指導者養成を行っています

本学大学院は、日本環境教育フォーラムと提携し、自然環境教育プロ指導者養成を行っています。すなわち大学院附属自然学校を利用し、豊かな指導力を獲得することができますし、規定単位を修得すると、プロ指導者としての認定も受けることができます。

5.環境科学研究科の求める人材

・専門的な学識を実社会で柔軟に活用したい人
・体験学習やインタープリテーション、自然学校の社会的役割を深めたい人
・豊かな自然での実体験や人のきずなを大切にしたい人
・青森を始めとする地方を舞台に、環境問題の解決と地域社会の活性化の両立をめざす人

6.社会人大学院生を歓迎します

大自然に触れながらキャリアアップをお考えの方や内地留学先をお探しの方等に対し、柔軟に対応いたします。一年目で必要単位を取得し、二年目は勤務先で修士論文を作成することも可能です。

7.主な進学(博士課程)先

東京大学大学院、東北大学大学院、北海道大学大学院、奈良先端科学技術大学大学院、弘前大学大学院、ニューヨーク州立大学大学院、筑波大学大学院

8.主な就職先

公務員系(第三セクターを含む):航空自衛隊、苫小牧市役所、岩手県庁、国立青年の家、国際協力機構、新潟県柏崎市、近畿環境パートナーシップオフィスなど
学校系(事務職を含む):八戸第一養護学校、文教大学付属高等学校、法政大学、青森県立保健大学、青森山田学園、横浜中学校、琉球大学など
一般企業系:(株)システムツーワン、中北薬品(株)、ビクシー自然科学研究所、ハイテック(株)、(株)応微研、マエダ薬品(株)、(株)朝日航洋、桔梗屋、(株)ホンダ、(株)日本水処理技研、読売旅行(株)、日本環境(株)、高山紙業(株)など
自然学校や環境NGO/NPO系:(社)日本環境教育フォーラム、(特活)自然体験活動推進協議会、地球緑化クラブ、ハーモニーセンター、ホールアース自然学校、国営木曽三川公園「自然発見館」、えどがわエコセンター、国際自然大学校、岩手子ども環境研究所など
 
■この情報の掲載元
http://www.aomori-u.ac.jp/environmental/
 
 
実習
 
環境管理学専攻

環境管理学実習I

環境管理学実習II

環境教育学専攻

※一部、環境管理学専攻必修あり

環境教育学実習I

環境教育学実習II

平成22年度より本大学院における野外実習は新しいカリキュラムの体制で再スタートしました。①全大学院学生共通の実習、②環境管理学専攻における実験分析系実習・環境教育学専攻における選択実習(ⅰ自然系 ⅱ生活系)、③環境教育学専攻における各種選択実習(ⅰ環境野外教育系 ⅱエネルギー系 ⅲコミュニケーション・企画系 ⅳ林産系 ⅴ森林管理系) ※環境管理学はこれらの時間数においても実験分析系実習を実施、の3ステップによる体制です。また実習Ⅱにおいては環境管理学・環境教育学ともに実習成果の報告会であるプレゼンテーション実習が行われます。
これらは規定最低時間数をクリアすることによって単位取得が可能ですが、二年間をかけてすべての実習に参加する方もいらっしゃいます。多角的なアプローチからの体験は広い視野と的確な判断能力を培うことに役立ちますし、新たな研究の視点が見つかることも度々です。
さらに都市部から入学された方や留学生の方にとっては実習の価値を超え、異文化に触れる絶好のチャンスとなります。

 
■この情報の掲載元
http://www.aomori-u.ac.jp/environmental/practice.html