工学研究科
研究科の教育研究上の目的
学部教育で培われた専門基礎能力をさらに向上させる教育研究を実施し,修士課程においては,産業界での柔軟かつ創造的な「ものづくり」を可能とする高度専門技術者及び研究者を養成する。また,博士後期課程においては,高度な専門知識,幅広い視野及び総合的判断力を有し,かつ基礎的,先駆的な学術研究の推進及び工学に関する多様な分野において主導的役割を果しうる研究者を養成することを目的とする。
工学研究科修士課程では、工学部各学科と直結して、機械サイエンス専攻、電気電子情報工学専攻、生命環境科学専攻、建築都市環境学専攻、デザイン科学専攻、未来ロボティクス専攻の6専攻が設置されています。教育目標は、学部で学んだ専門知識をもとに、より高度な工学と技術を習得するとともに、創造性を高める教育を行い、最先端の産業をはじめ、各工業分野で活躍できる高度技術者および研究者の育成にあります。修士課程修了後には、博士後期課程に進学できる能力も培っています。
URL:http://www.it-chiba.ac.jp/faculty/eng_graduate/index.html
生命環境科学専攻
「地球と命にやさしい」発想で、生命と環境に関わる人材を育成
近年では、生物や生体のシステム及び構造を理解し、その合理性に学ぶことによって新しい技術や工学を創造すること、また、人類社会の存続に多大な影響を持つ環境問題を多面的視野から解決していくことが極めて重要となりつつあります。そこで、本専攻では生命と環境に関連する事象を化学、物理学、生物学などの基礎に基づき、包括的かつ複合的に理解していくことを目指します。資源やリサイクルなど、生命・環境におけるさまざまな課題を解決し、豊かで持続可能な社会を構築していくために必要なのは「地球と命にやさしい」発想です。これを備えると同時に、幅広い専門知識と優れた技術力を持った技術者・研究者を育てることが、本専攻の目指すところです。
修業年限:2年
生命環境科学専攻の授業科目
研究分野 | 授業科目 |
遺伝子工学 | 遺伝子工学特論 構造生物学特論 遺伝子工学特別研究 |
生体システム | 基礎生体システム特論 応用生体システム特論 展開生体システム特論 生体システム特別研究 |
エネルギー・環境化学 | 環境触媒化学特論 エネルギー・環境熱力学特論 エネルギー・環境化学特別研究 |
環境材料化学 | 誘電体化学特論 環境材料化学特論 環境材料化学特別研究 |
環境システム | 環境システム工学特論 環境流体工学特論 環境リサイクル特論 環境システム特別研究 |
有機資源化学 | 有機資源化学特論 地球環境資源論 微生物資源化学特論 有機資源化学特別研究 |
共通 | 再生医療工学特論 環境化学工学特論 環境構造材料特論 物質構造特論 環境デザイン特論 有機化学理論創造論 生理活性天然物化学特論 応用物理化学特論 研究論文作成法特論 機器分析特論 生命環境科学特別演習 生命環境科学特別実験 |
■この情報の掲載元
http://www.it-chiba.ac.jp/faculty/eng_graduate/lifescience.html