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「環境人材育成コンソーシアム」とは

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北海道大学大学院 工学院 環境フィールド工学専攻

更新日 2012-04-13

環境フィールド工学専攻の紹介

フィールドで環境を工学する

人工技術が全地球規模で影響をおよぼし,手つかずの自然の存在し得ない状況が生じています.この結果,人間生活の背景環境(気圏,水圏,地圏フィールド)が大きく変化し,温暖化,洪水・渇水の頻発,土砂流亡,大気・沿岸海洋・陸水・土壌・地下水の汚染,生態系の貧困化など,少なくない負の影響が顕在化しています.

これらの問題に対処し安全快適で持続可能な社会を実現するためには,方向の異なる二つ方策が考えられます.その一つは,発生源の抑制と人間影響の減少を内容とする新しい生産技術の創生であり,脱硫技術などにその典型が見られます.他の一つは,湿原再生や蛇行復元など,人工化影響の排除や対象環境の制御保全・修復再生を内容とする技術の展開です.これは,環境の成り立ちや相互関連,変化要因・機構の解明に意をはらい,その成果を適用することによって環境そのものの保全・再生をはかろうとする方策です.

本専攻は後者の立場を目指すものであり,国内のみならずアジア域の環境汚染・自然衰退を視野に入れ,リモートセンシングから現地計測までの手法を積極的に駆使したフィールド調査を重視し,気圏,水圏,地圏に関する環境の工学的制御・管理・再生技術の開発をおこないます.あわせて,これらの技術を担いうる技術者の養成を果たします.

■この情報の掲載元
http://www.eng.hokudai.ac.jp/edu/div/fieldeng/

 

大気地圏環境工学講座

大気圏・地圏は人類の生活の場である地表空間を包み込む場です. 20世紀後半に顕在化した地球環境問題は,これら自然の場の人為的擾乱に対する警鐘ですが,これに対処するためには場の評価・管理・修復など新たなフィールド工学の展開が不可欠です. 本講座では,大気圏・地圏の場としての特性を評価するとともにこれらの場における物質循環現象を解明し,その環境管理・修復技術を構築することを目標とします. このために、固気液3相それぞれの要素技術を融合させるとともに,リモートセンシングやGPSなどの広域計測技術と大気循環・地下水循環などの数値シミュレーション手法を展開させ,大気圏・地圏の環境汚染評価とその管理・修復技術に関わる人材の育成と新分野の開拓を行います.

水圏環境工学講座

水圏は,気圏・地圏に囲まれた生命と人類文化揺籃の場です.今日における水質汚濁や生態系の貧困化は広域に及ぶ人為的擾乱を背景にしており,これらに対処するためには気圏・地圏をも視野に入れた人工化影響の解明など,新たな水圏環境工学の展開が不可欠です.本講座は,河川・湖沼・湿原・沿岸海域を対象に,水・環境物質の動態や生態系の成り立ち,相互関連を解明するとともにダム等の人工化影響を評価し,対象域の工学的制御・保全・再生技術を構築することを目標とします.このために,広範囲計測器による現地計測やGIS技術の応用,物質輸送を伴う流れの数値解析手法を展開させ,水圏環境への人工化影響評価とその保全・再生技術に関わる人材の育成と新分野の開拓を行います.
■この情報の掲載元
http://www.eng.hokudai.ac.jp/edu/div/fieldeng/organization/index4.html#g02

 

環境フィールド工学専修

修士(博士前期)課程

主専修科目

  • 応用流体力学特論(2単位,選択)
  • 沿岸環境工学特論(2単位,選択)
  • 大気環境工学特論(2単位,選択)
  • 混相流特論(2単位,選択)
  • 地圏管理工学特論(2単位,選択)
  • 広域水環境工学特論(2単位,選択)
  • 水域生態工学特論(2単位,選択)
  • 流域土砂管理工学特論(2単位,選択)
  • 水質化学特論(2単位,選択)
  • 環境汚染解析特論(2単位,選択)
  • 地下水保全工学特論(2単位,選択)
  • 地圏計測工学特論(2単位,選択)
  • 大気環境解析特論(2単位,選択)
  • 水環境解析特論(2単位,選択)
  • 広域シミュレーション特論(2単位,選択)
  • 環境フィールド工学特別演習(10単位,必修)
副専修科目
  • (他専攻の特別講義)
自由選択科目
  • 環境フィールド工学特別講義(1単位)
博士後期課程
  • 環境フィールド工学特別研究第一(8単位,必修)
  • 環境フィールド工学特別研究第二(2単位,必修)
■この情報の掲載元
http://www.eng.hokudai.ac.jp/edu/div/fieldeng/curriculum/index.html