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「環境人材育成コンソーシアム」とは

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九州大学 農学部 生物資源環境学科 生物資源生産科学コース/応用生物科学コース/地球森林科学コース/動物生産科学コース

更新日 2013-05-01

ようこそ農学部へ

九州大学農学部は、生物生産、生物機能、生物環境等に関連する学問諸分野において、国際的に通用する専門性と技術を有するばかりでなく、豊かな課題探求能力とバランス感覚を備えた多様な人材の育成を行うため、生物資源環境学科のもと、4コース11分野の教育体制をとっています。これらの11分野は、生物系、化学系、数物系、社会科学系と多様であり、あたかもミニユニバーシティともいえる総合的な教育体制をとっています。学生を選抜する入学試験では、前期試験、小論文形式によって総合的に評価する後期試験、加えて作文・面接によって選抜するAO入試も実施し、多様な人材を求めています。入学に際しては、学部一括入学制度を取り入れ、コース・分野の選択は、農学全般が見渡せるようになる2年後期まで猶予し、自己の適性を多くの判断材料のもとでじっくり考えられるような体制を整えています。また、文部科学省国際化拠点事業(グローバル30)の取組みの一つとして、平成22年10月からは4コースとは別に、英語による授業等により学位取得可能な教育課程である「生物資源環境学科国際コース」を開設しています。さらに文部科学省グローバル人材育成推進事業の取組みでは、留学生との授業共有や、海外の大学での短期集中授業への参加などを通して、国際的視野を持ったリーダー人材育成を行っています。以上のように、段階的進級制度(段階的に専門性を高めていく)と4年間の体系的カリキュラム編成、人材育成プログラムなどを通して、農学(生物生産、生物機能、生物環境)に対する総合的な知識、国際性・専門性・社会性・人間性を備えた人材養成を目指しています。

■この情報の掲載元
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/welcome/


理念と目標


1 理念・目的

生命、水、土、森、そして地球から学び得た英知を結集し、人類の財産として次世代へ伝え、人類と地球環境の豊かな共存を目指して、進化する農学を実現することを使命とし、生物資源・環境に関する教育研究、国際協力、社会連携を通して、食料・生活資材の安定供給、生物生存環境の保全及び人類の健康と福祉に貢献することを理念とする。この理念のもと、
1) 生命科学研究の急速な発展を背景に、生物機能の解明・利用・創製を目指した新農学生命科学領域を先端的基盤研究分野として位置づけ、強力に推進する。

2)地球規模での環境保全の立場から、生物多様性に配慮した環境調和型・物質循環型の持続的な生物生産・農村空間システムを構築する環境科学領域を推進する。

3)中長期的な食料生産力の増大を目指す観点から、アジアモンスーン地域における潜在的食料生産力に着目し、生物資源、生物利用、環境保全、農村開発を含んだ国際アグリフードシステムの研究を推進する。

4)食の安全・安心に対する社会的ニーズを踏まえて、食料の機能性・安全性に関する研究、信頼できる食料供給システムの構築を推進する研究を進める。

達成目標

1)新農学生命科学領域の目標を達成するために、バイオアーキテクチャーセンターと連携し、生物機能とそのシステムの解明・利用・創製に関する研究を行うとともに、それらを基盤とした産学官連携を推進する。なお、中長期的にはバイオアーキテクチャーセンター、遺伝子資源開発研究センター、有体物管理センターと本研究院の関連分野から構成される新たな教育研究組織の構築を目指す。

2)環境科学領域の目標を達成するために、全学規模の生物生産・生物多様性研究センター(仮称)に参画しその研究を強力に推進するとともに、生物生産の場としての流域圏の自然循環機能や生物多様性保全機能、国土保全機能などに関する部門横断型研究を展開する。

3)アジア領域の目標を達成するために、中国農業科学院農業資源・農業区画研究所との研究連携を進め、日中農業資源環境研究交流センター(仮称)の設立を計画している。さらに、ドイツ・ホーエンハイム大学との共同研究プロジェクト「アジア農村開発論」を推進し、熱帯農学研究センター、アジア総合政策センター、韓国研究センターとの連携協力を進める。

4)食科学領域の目標を達成するために、「食の安全と健康な生活の構築」リサーチコアを中心とした学際的研究プロジェクトを推進するとともに、自治体、農業団体との連携の下に地域に根ざした安全な食料の流通、機能性の解明を進める。さらに、九州沖縄農業研究センターや福岡県農林水産業試験研究機関,大分県農林水産研究センターとの学術研究交流協定を通して、当該研究院が有する研究シーズの実用化を図る。

■この情報の掲載元
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/welcome/target/



カリキュラムポリシー


農学部では、生物生産、生物機能、生物環境等の農学に関連する幅広い知識を身につけさせること、国際的に通用する専門性および技術を習得させること、バランス感覚を備えた人材を育成することを主眼に教育を行う。専門知識の習得はコース分野への配属後に主として行われるが、低年次においては、幅広い教養を身につける全学教育科目の他、農学部関連諸分野の理解と共通基礎知識を深めるために低年次専攻教育科目が設置されている。本学部の教育は、授業科目の授業および卒業論文等に対する指導によって行う。

生物資源生産科学コース

生物機能、生産環境、生産流通システム、流通経済機構に関わる専門知識・技術の習得に必要な農学全般に関連する基礎学、土・水・気象に関連する自然・社会科学、生産流通システムに関連する理工学並びに国際フードシステムに関連する社会経済学等を各研究分野の分担・連携の下、重層的な教育を行う。

農学分野

農学基礎の観点から、農作物の安定生産と品質向上のための農学全般に関する基礎及び専門知識、国際性を備えた指導力を修得させるために必要となる授業科目を、講義と農学実験・実習を体系的に編成し、各研究分野の分担・連携の下、重層的な教育を行う。

地域環境工学分野

農業・農村環境の再生、創出、保全のための土、水、気象に関連する自然・社会科学の授業科目を各研究分野の視点から体系的に編成するとともに、学習教育目標と成績評価方法を明確に設定・公開し、各研究分野の分担・連携の下で教育を行う。

生物生産システム工学分野

生物資源の生産・供給システムに関与する知識・技術と論理的思考力の醸成に加えて、課題を解決し得る能力を習得させるため、理工学的な方法論を基礎として、生物、化学的手法も含めた授業科目を体系的に編成し、分野内研究室の分担・連携の下、重層的にこれを教育する。

農政経済学分野

社会科学総合の観点から、国際フードシステムの社会経済問題に関する専門知識と国際性を備えた指導力を修得させるために必要となる授業科目を、国際標準、各研究分野オリジナル及び実践の視点から体系的に編成し、各研究分野の分担・連携の下、重層的な教育を行う。


応用生物科学コース

生物生産の総合的観点から、生命科学、食糧科学、及び環境科学に関わる専門知識と高度な技術を修得させるため、講義・演習・実験を有機的に組み合わせて、 生命現象、生物生産物質、環境保全・修復、食糧、健康等に関する基礎から応用までの広範な教育を、コース所属分野の分担・連携の下で行う。

農芸化学分野

生物生産に関連する生命科学から環境科学までの幅広い専門知識と高度な技術を修得させるため、講義・演習・実験を有機的に組み合わせて、生命現象、生物が 生産する物質、生物と環境の相互作用、環境保全・修復等について主に化学的・物質的な視点より基礎から応用まで広範な教育を行う。

食糧化学工学分野

生物学、化学、工学を融合し、最新技術を駆使して食糧、健康、資源、環境、エネルギー等の諸問題を解決するための専門知識と国際性・学際性を備えた指導力 を修得させるために必要な授業科目を体系的に編成し、各研究分野の連携と分担の下で、時代に即した食料化学工学に関する総合的な教育を行う。


地球森林科学コース

森林資源の持続的生産・利用と人類の生存及び環境修復に寄与する専門的知識と社会的要請への対応能力を習得させるために必要となる授業科目を、自然科学か ら社会科学に跨がる学問の基礎及び応用の視点から体系的に編成し、各教育分野の分担・連携の下、地球森林科学に関する総合的な教育を行う。

森林機能制御学分野

森林資源の持続的生産・利用と人類生存のための森林機能の制御に寄与する専門的知識と社会的要請への対応能力を修得させるために必要となる授業科目を、統計、物理及び政策に関わる学問分野の視点から体系的に編成し、森林機能制御学に関する総合的な教育を行う。

森林機能開発学分野

森林資源の持続的生産・利用と森林生態系の未知の機能の開発に寄与する専門的知識と社会的要請への対応能力を修得させるために必要となる授業科目を、生物、化学及び物理に係わる学問分野の視点から体系的に編成し、森林機能開発学に関する総合的な教育を行う。

生物材料機能学分野

人と地球環境に優しい森林資源の高度有効利用に寄与する専門的知識と社会的要請への対応能力を修得させるために必要となる授業科目を、物理的、化学的及び生物工学的変換に係わる学問分野の視点から体系的に編成し、生物材料機能学に関する総合的な教育を行う。


動物生産科学コース

動物生産科学に関する基礎及び専門知識と基盤技術、並びに本領域における課題設定能力と国際性を備えた指導力を修得させるために、概論、専門授業科目、科学英語、実験・実習等を体系的に編成し、生命科学と環境科学の観点に立脚した組織的教育を行う。

畜産学分野

哺乳類及び鳥類等の動物資源の生産と利用に関わる生命科学、環境科学、食品科学に関する基礎及び専門的知識と技術、並びに問題解決能力、社会性、国際性を 修得させるために、基礎及び専門授業科目、科学英語、実験・実習等を体系的に編成し、分野内の分担・連携による組織的教育を行う。

水産学分野

海洋の生物生産や海洋生命科学、並びに海洋環境に関する基礎及び専門的知識と技術を修得させると共に、本分野における課題設定能力と国際性を修得させるために、専門授業科目、科学英語、実験・実習等を体系的に編成し、各研究分野の分担・連携による組織的教育を行う。

■この情報の掲載元
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/for_examinee/curriculum_policy/


 

コース・研究室


農学部の学生は、2年次後期よりコース・分野に配属され、専門的な講義・実験・実習・演習を受けます。更に、4年次では各研究室に配属され卒業研究を行います。

■生物資源生産科学コース
分野 研究室
農学 植物育種学作物学園芸学植物生産生理学植物病理学昆虫学蚕学
生物生産環境工学 灌漑利水学水環境学土環境学土壌学気象環境学
生物生産システム工学 生物生産工学生産流通科学
農政経済学 農政学農業経営学食料産業システム解析学食料流通学環境生命経済学
■応用生物科学コース
分野 研究室
応用生命化学 植物栄養学土壌微生物学発酵化学生物化学蛋白質化学工学農業薬剤化学生物機能制御学植物機能利用学遺伝子制御学バイオプロセスデザイン
食糧化学工学 栄養化学食糧化学食品分析学食品衛生化学食品製造工学微生物工学細胞制御工学微生物遺伝子工学生物機能デザイン
■地球森林科学コース
分野 研究室
森林機能制御学 森林計画学森林保全学森林政策学
【関連研究室】 流域環境制御学森林生産制御学
森林機能開発学 造林学、植物代謝制御学、木質資源科学森林生物化学
【関連研究室】 森林圏環境資源科学
生物材料機能学 木質資源工学生物資源化学資源高分子科学バイオマテリアルデザイン
■動物生産科学コース
分野 研究室
水産科学 海洋生物学水産増殖学水族生化学海洋資源化学水産生物環境学アクアフィールド科学(水産実験所)
アニマルサイエンス 家畜生体機構学家畜繁殖生理学動物学畜産化学代謝・行動制御学

農学部関連研究室・関連施設

関連研究室・関連施設名 ホームページ
農場 農場
演習林 演習林
水産実験所 水産実験所
生物的防除研究施設 生物的防除研究施設
遺伝子資源開発研究センター 遺伝子資源開発研究センター
生物環境調節センター 生物環境調節センター
熱帯農学研究センター 熱帯農学研究センター
バイオアーキテクチャーセンター バイオアーキテクチャーセンター
附属彦山生物学実験施設 附属彦山生物学実験施設
伊都キャンパス農学研究院分室 伊都キャンパス農学研究院分室
■この情報の掲載元
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/for_examinee/cource/

 

 

九州大学農学部ガイドブック

PDFリンク

■この情報の掲載元
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/common/pdf/guidebook.pdf

登録タグ一覧

更新日 2013-04-25

日本大学大学院 生物資源学研究科 生物環境科学専攻

更新日 2013-04-22

生物環境科学専攻における教育上の目的


博士前期課程では,ストレス耐性科学,環境計画学,環境創造保全学,環境情報科学の4分野から構成される生物環境科学に関わる講義・演習を通して,専門分野の基礎・応用的手法・技術を習得させる。もって人類の環境との共生・保全に貢献することができるような研究能力,または高度な専門性を要する職業等に必要な能力を備えた有為な人材を育成する。

博士前期課程は,同博士前期課程において習得した生物環境科学に関する基礎的能力,すなわち環境を構成する自然的側面と人為的側面との関係を分析する知識・手法に基づき,環境に関わる情報・解析科学,シュミレ−ション,計画学さらには環境倫理学を含む総合的で高度な研究へと発展させる。また,豊かな学識と優れた研究能力と専門技術を備えるのみならず,国内外の環境との共生のための環境政策に関わる提言能力をも有する人材を育成する。

■この情報の掲載元
http://www.brs.nihon-u.ac.jp/gs/object_4.html


専攻紹介

生物の多様性を配慮し、すべての生物との共存・共生のあり方と生物資源の保全・活用の持続的・安定的手法や技術を開発することを目的とします。

環境構成要素の自然的側面(地圏、水圏、気圏、生物圏)と人為的側面(土地利用、環境操作)の関係について分析科学、計画学、応用技術科学等の視点から広く捉えます。その対象は環境ストレスからグローバルな地球環境レベルにまでおよび、科学的なデータ・情報の解析を通してそのあるべき姿を総合的に考究します。具体的には、ストレス耐性科学、環境計画学、環境創造保全学、環境情報科学の各分野から構成される生物環境科学にかかわる講義・演習を通して、基礎ならびに応用研究手法・技術を指導し、優れた研究能力と高度の専門技術を備えた人材を育成します。

■この情報の掲載元
http://www.brs.nihon-u.ac.jp/gs/green.html


分野



博士前期課程/環境ストレスに対する生物の適応能や耐性機構等の解析、劣化した自然環境の再生・回復のための適応生物や耐性生物の選抜・利用に関する分野です。特に生物に対する環境ストレスの影響について、生理・生化学、および分子生物学等の立場から解析して、それを生物による環境修復に活かすための講義と研究指導を行います。



博士前期課程/人間を含めた生物の共存・共生のための環境計画の分野です。具体的には地域環境、緑地環境の保全・復元・創出のための計画理論・手法や、管理の技術論、計画・管理の制度論を講義し、さらに現地での調査・研究を通して、調査・解析手法、計画デザイン手法についても指導します。



博士前期課程/環境構成要素の機能解析、生態系を考慮した環境の創造・保全の分野です。特に森林、土、水循環で構成される環境の修復・再生・創造や、生態学的視点からの資源管理の理論と手法を講義し、現地での調査・研究を通じて、調査・ 解析手法、計画・設計手法も指導します。



博士前期課程/地域・国土および地球規模の大気、土壌、水、生物等に関する資源情報や生態系の保全情報の入手、解析、有効利用等、および環境変化予測の分野です。自然環境情報、気象情報、生態系変化の情報などの解析手法とその結果を環境の保全管理へ応用する手法を講義し解析手法を指導します。また、環境変化に関する種々のパラメーターの計測手法、環境変化の予測手法とその開発のあり方を講義し、それらの手法の指導も行います。


■この情報の掲載元
http://www.brs.nihon-u.ac.jp/gs/gren_bny.html#g01

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 生物資源科学専攻(区分制前期)

更新日 2012-04-16

生物資源科学専攻の特色
  
本専攻は,平成17年度より生命環境科学研究科の農学系3専攻が5年一貫制より前・後期へ移行し新たに博士前期課程「生物資源科学専攻」として設立されたものです。本専攻においては,後期課程に進学して農学・生物・環境科学に関連する生命科学分野の研究を目指すための専門知識、及び修士の学位を修得した後、社会で活躍するための幅広い専門知識を習得させることを目的としています。本専攻における生物資源科学を基礎とする4領域(農林生物学領域、農林社会経済学領域、生物環境工学領域、応用生命化学領域)では、主に研究者の育成を目的とした学術的な基礎教育を行ないます。一方、バイオシステム学コースにおいては、将来生命産業において活躍し得る実務型社会人の育成を目的とした基礎教育を行ないます。
 
 
 農林生物学領域

 農林生物学領域は食料生産の基礎となる研究領域である。従来の伝統的な農学体系を基礎にしながらも、分子生物学的手法等の最新の生物学的手法を取り入れた生産技術の発展を目指す。作物、蔬菜、花卉、果樹などの育種や生産、家畜の生産・管理、森林の育成や保全、さらにこれらに影響を与える動物、昆虫や微生物などの制御に関する分野の教育研究を行う。
 
 生物環境工学領域

 数学・物理に基礎を置く伝統的な工学的手法に化学・生物学的手法をあわせた学際的、融合的な体系から成る。現代社会の環境に対する負荷を可及的に軽減することを目的とする新しい工学を目指し、新規生物資源の開発、生物資源の生産と利用、自然・生態環境の保全と修復、生物資源の環境利用等が主な研究分野である。立地の自然特性、社会の発展段階に応じて環境に関する問題を把握し、問題解決を模索する。
 
 応用生命化学領域

 遺伝子機能の発現・制御などの生命活動の普遍性・多様性の解明、蛋白質を中心とする生体高分子間の相互作用、細胞・個体レベルでの生命機能の調節機構、生物間および生物と環境との相互作用等を研究課題とする。また、これらの研究成果をベースにした低環境負荷・生態系調和型生物生産システムの開発研究、有用物質の抽出と生産、生体模倣化学等への生物機能の活用等に関する教育研究を行う。
 
 農林社会経済学領域

 生物資源は自然界の生態系メカニズムがもたらした産物である。この生態系メカニズムが保持される限りにおいて生物資源の再生産が保証される。途上国、先進国のいずれもが環境負荷や食料生産の偏在による社会的病理を抱え、生物資源の持続的再生を困難にしている。生態系調和型経済学の理論構築と、これを具現する循環型社会経済システムの開発を目指す教育研究を行う。
 
 バイオシステム学コース

 生命産業の分野は急速に高度化、専門化しており、その実務に携わる者には社会ニーズや社会的受容性を総合的に判断し得る最新知識と広い視野が要求されている。そこで、実務的諸問題の理解と問題解決力の涵養に力点を置いて人材育成を目指す。 なお、本コースは、ポストバイオテクノロジーを理念にかかげ、バイオテクノロジーを基礎とする新しい生物資源、その機能および生物・生物系の調和手法を創出し、生命生体の持続的発展を見据えた未来の人類と他の生物・無機物との閉鎖系におけるシステム化された恒常的循環の構築を目指す実学的な教育研究を行うのを特徴としており、他の4領域とは異なるカリキュラム体系を用意している。
 
 
■この情報の掲載元
http://www.agbi.tsukuba.ac.jp/~mpagbi/
 

北海道大学大学院 環境科学院 地球圏科学専攻

更新日 2012-04-13

地球圏科学専攻について

本専攻は現在の地球環境の成り立ちの理解、並びに地球環境問題を研究・解決する上で必要となる地球科学的基礎を与えることを目的とする。より具体的 には、様々な時間スケールを持つ地球環境の変化変動・気候変動の実態とその機構の解明・将来予測、および、それらを理解・解析する上で重要となる大気海洋 科学・物質循環・雪氷科学に関する教育を行う。さらに環境と気候の変化がもたらす災害、生態系・生物資源への影響を評価するための基礎情報を提供し、環境 の重要課題に取り組む基盤を養う。

本専攻は以下のコースからなる。

大気海洋化学・環境変遷学コース

化学物質の大気海洋陸圏における循環、及び生物・物理過程との相互作用を理解し、それらの歴史的変遷を復元・解析するとともに、地球システムにお いて鍵となる役割を学ぶ。具体的には、研究船による大気・海洋観測、森林や河川などでの観測に参加し、空気・水・堆積物・生物試料を採取し化学分析や同位 体分析を行う。このことを通じ大気・海洋・陸圏・生物圏あるいはそれらの間で起こる炭素・窒素・水などの循環や移動に関する情報を読みとり、物理・化学・ 生物過程や相互作用などを学び、理解する。また、堆積物等に記録された地球環境の変動・変遷の様子とその原因について、化学的手法を用い解明・解析するこ とを学ぶ。

大気海洋物理学・気候力学コース

大気と海洋は主に太陽からの入射エネルギーによって駆動され、そのエネルギーの再分配の過程で日々の天気からエルニーニョや海洋深層循環に至る 様々な時空間スケールの現象が生み出される。これら大気海洋系の様々な現象は、ある特定の場所の環境の決定やいろいろな時空間スケールでの気候の変動等に 重要な役割を果たす。本コースではこのような大気と海洋の物理学・力学の素過程、大気・海洋・陸面・海氷間の相互作用、化学過程との相互作用およびその地 球システムにおける役割の理解を目的とする。これまで気象学や海洋学を勉強する機会のなかった理系学部の出身者が基礎から学べるようにカリキュラムを組ん でいる。

雪氷・寒冷圏科学コース

地球環境は、主に太陽からの入射エネルギーによって維持されているが、その入射エネルギーは、地球表層を覆う白い物体、即ち雲と雪氷によって絶妙 に調節されている。しかし、過去に何度も繰り返し起こった氷期のように、地球の自己調節の結果として気候が自然変動しているにもかかわらず、未だそのメカ ニズムが解明されていない。一方、人為起源による近年の地球温暖化に伴って、一番変化するのが雪氷圏である。この変化しつつある雪氷圏の最前線に立って、 雪氷圏の現状を実感することが地球環境を学ぶ我々にとって必要なことであろう。本コースは、赤道・熱帯圏と対をなして、地球環境の調節・維持に重要な役割 を果たしている、南極や北極を含む地球雪氷圏現象の謎と驚異、そして人間生活と雪との関わりについて、体験学習をも併用しながら総合的に理解することを目 的とする。これまで、雪や氷に触れる機会の無かった多くの学生諸君、あるいは、将来、極地研究の専門家を目指す学生諸君にとって、魅力あるカリキュラムを 提供する。





陸圏環境科学コース(2010年度入学まで)

2011年度より地球圏科学専攻陸圏環境科学コースの全教員は,環境起学専攻に新設される『人間・生態システムコース』に異動します。陸圏環境科学コースにおける研究・教育は、『環境起学専攻,人間・生態システムコース』において発展・継続されます。

人間・生態システムコースでは、自然共生学的アプローチ、環境地理学的アプローチ、分野横断型アプローチ、数理科学的アプローチを駆使して、多様な構造を持つ人間・生態システムの修復 と制御を可能にするための専門知識および問題発見・解析能力を備えた人材群を育成します。




人間・生態システムコースの指導教員:高田 壯則、露崎 史朗、渡邉 悌二、平川 一臣、藤井 賢彦、石川 守、白岩 孝行、佐藤 友徳、根岸 淳二郎、佐竹 暁子、澤柿 教伸、東 正剛、原 登志彦、 豊田 和弘

 

■この情報の掲載元
http://www.ees.hokudai.ac.jp/division/earth/index.html

 

 

講義科目とその概要

専攻共通講義
 
○古環境学基礎論 古気候・古海洋・古環境に関する基礎的知識を、古海洋学、古気候学、地球化学、第四紀学などの視点から学び理解する。
○地球雪氷学基礎論 極域・雪氷圏現象を理解するための、大気、海洋、海氷、陸上雪氷に関する基礎知識を、現地体験からリモートセンシング、モデリングの基礎まで幅広く学ぶ。
○大気海洋物理学基礎論 大気と海洋の大循環構造を把握し、それを理解するのに必要な大気海洋物理学の基礎を学ぶ。また気候学に関する基礎を理解する。
○大気海洋化学基礎論 大気海洋の化学プロセスに関する基礎、および陸域生態や海洋生物との関わりを学び理解する。
 

各コース担当の講義
 
◎第四紀環境変動特論 地球陸域の極表層をなす地形とその構成物質の形成過程・変動、および人為起源環境変化との関わりについて、10年から1万年の時間スケールで整理しながら理解する。
◎山岳環境科学特論 熱帯から極域までを含めた世界の山岳地域における自然環境の特徴、地形・地質・気候・植生・人為作用などの相互関係、山岳自然環境保全に関して、地理学的な視点から学ぶ。
◎陸域環境統合システム特論 氷河・森林火災・永久凍土などを例に、陸域の野外調査で得られた情報を統合的に整理し、発信する方法について学ぶ。
◎陸圏物質循環学特論 陸域における水や無機・有機化学成分、有機・鉱物粒子の移動等、物質循環について理解を深める。
◎古気候変動学特論 海洋・湖沼堆積物などから得られる代理気候記録の研究成果にもとづいて、地球史における様々な時間スケールの古気候変動の姿とメカニズムを理解する。
◎大気圏化学特論 大気中における化学物質の起源、化学反応、物質移動や変質など、大気圏が関わる物質循環を理解する。
◎化学海洋学特論 海洋中の無機・有機化学物質の挙動、および生物活動、地球環境変化変動との関連について学ぶ。
◎海洋堆積学特論 現在の海洋堆積物の種類と分布およびそれらを規定している要因、初期続成作用等の表層堆積物で起こっている現象を理解する。
◎環境分析化学特論 地球規模の環境変化変動を究明するため、有機・無機化学成分、放射性・安定同位体などの分析法、解析法、及びその応用を総合的に理解する。
◎生物地球科学特論 生物圏の水・物質循環について学び、地球環境と生物圏の相互作用系について理解を深める。
◎氷河・氷床学特論 氷河・氷床・凍土など、地球表層に存在する膨大な氷体が、自然環境との相互作用の中でどのように生成・消滅・変動し、将来どのように変動するかを理解するための物理的基礎を学ぶ。
◎雪氷水文学特論 雨や水蒸気とは全く異なる、固相の水が示す独特な水や熱の流れ、それに伴う物質輸送と大気・海洋・河川への影響など、積雪、河氷、湖氷、海氷が関与した寒冷圏に特有の水文学を学ぶ。
◎寒冷圏気象・気候学特論 地球上の寒冷圏に特有に見られる気象・雪氷現象、および寒冷圏が局地スケールからグローバルスケールの気候に果たす役割とそのメカニズムを学ぶ。
◎応用雪氷学特論 豪雪、なだれ、地吹雪、道路凍結、着氷、着雪など、人間生活に密接な雪氷現象及び利雪・克雪について学ぶ。
◎大気環境科学特論 雲と降水過程を中心とし、エアロゾルと水蒸気を含む大気中に発生する現象について、その物理学と観測法および地球環境との関わりについて学ぶ。
◎極域海洋学特論 極域海洋に特有な海洋現象を把握し、そこに介在する物理過程に関して、特に大気と海氷の関わりから明らかにする。
◎大気力学特論 地球環境に大きな影響をもつ大気大循環場の構造と形成メカニズム、およびその変動について学ぶ。
◎海洋力学特論 地球環境の長期変動に重要な役割を果たす海洋大循環場の構造と形成メカニズム、およびその変動について学ぶ。
◎気候変動特論 大気海洋が持つ数年から数十年スケールの気候変動、およびそこにおける海洋と大気海洋相互作用の役割を理解する。
◎気候モデリング特論 大気、海洋、陸面、雪氷圏をふくむ結合系地球圏の数値モデル、およびそのための数値計算技術について学ぶ。
◎地球流体力学特論 大気と海洋の力学を理解する上で必要となる流体力学、および球面上の回転成層流体について理解する。
◎大気海洋解析法特論 大気海洋の観測データやモデル出力の解析に必要となる統計的手法、およびその解釈方法について学ぶ。
◎惑星系物質科学特論 惑星系に共通の物質について、その性質および地球環境との関わりを理解する。
◎雪氷物性学特論 雪と積雪の物理的性質および氷河・氷床の変動と流動のメカニズムを理解する。
◎宇宙雪氷学特論 宇宙に存在する惑星を形成する雪氷の基本性質と物理過程を理解する。
◎遠隔情報学特論 陸面、海面および大気中の情報を人工衛星などを用いて収集する方法、およびそこで得られた情報を体系的に整理し、現場データと比較検証する方法を学ぶ。
 

特別講義
 
●地球圏科学特別講義I 地球圏科学に関した話題の国内外の研究者による特別講義。
●地球圏科学特別講義II 地球圏科学に関した話題の国内外の研究者による特別講義。
●地球圏科学特別講義III 地球圏科学に関した話題の国内外の研究者による特別講義。
●地球圏科学特別講義IV 地球圏科学に関した話題の国内外の研究者による特別講義。
 

実習・演習・修論・D論
 
◎地球圏科学実習I 地球圏科学に関する野外調査・観測・解析法を実習する。
◎地球圏科学実習II 地球圏科学に関する実験・分析法を実習する。
◎地球雪氷学実習 雪氷に関する観測、野外調査、測量、衛星画像解析、実験、解析を実習する。
◎地球圏科学演習I 地球圏科学に関する観測法の演習を行う。
◎地球圏科学演習II 地球圏科学に関する解析法の演習を行う。
◎地球圏科学論文講読I 地球圏科学に関する論文を講読し、要旨を発表するとともに、他の人の発表を聴き、この分野の最新の研究について学ぶ。(修士課程)
◎地球圏科学論文講読II 地球圏科学に関する論文を講読し、要旨を発表するとともに、他の人の発表を聴き、この分野の最新の研究について学ぶ。(博士課程)
◎地球圏科学特別研究I 指導教員の指導により、地球圏科学の研究を行い、その成果を修士論文として作成する。
◎地球圏科学特別研究II 指導教員の指導により、地球圏科学の研究を行い、その成果を博士論文として作成する。
 

■この情報の掲載元
http://www.ees.hokudai.ac.jp/division/earth/cal_earth.html