知識と技術を養う多彩な開講科目を修得
「建築計画」「建築設備」「構造力学」「建築構造」「建築材料」「インテリアデザイン論」「建築・インテリア設計演習」など、一級建築士やインテリアプランナーに必要な科目を履修。また、コンピュータを使って設計を行う「CAD演習」など実践的な技術を修得するとともに、西洋や日本の建築の歴史的変遷を広く考察する「都市建築文化史」など多様な知識も学ぶことができます。
卒業研究は論文だけでなく作品制作も可能
「基礎演習」から「専門演習」につながるゼミを通して、大学での学び方と研究方法を身につけ、4年間の集大成として、学生自らが設定した、建築やインテリアといった空間に関するテーマを扱った「卒業研究」を行います。また、建築・インテリアコースでは、卒業論文の代わりに、自らが企画・設計した住宅や施設などの設計作品などを提出することも可能です。
建築・インテリアに関するさまざまな資格が取得可能
所定の単位を修得することにより、一級建築士試験受験資格(要実務経験2年)とインテリアプランナー登録資格が取得できます。また、二級建築士・木造建築士試験受験資格も取得可能です。伝統的建築物や現代建築家の名作の調査など、都市の景観や地域の歴史・文化を重視した幅広い視点から建築とインテリアに関する知識と技術を身につけていくのが特色です。
◎特色ある授業
地域に密着した新しい公共空間を提案
建築・インテリア設計演習IV
美術館や図書館など地域に密着した小規模の公共空間を想定し、新しい公共空間の設計を試みます。構造はRC構造または鉄骨造。設計にあたっては、建築基準法の容積率・建ぺい率と二方向避難の確保を考慮します。
快適なインテリア空間のあり方について
インテリアデザイン論
建物の内装を構成する色彩、形態、空間、家具、建具、設備やそれらの性質、機能や構造などについて、有識者の話などを聴きながら学びます。また、実際の事例について解説し、カタログ・見本帳・サンプルなどを実際に見ることで理解を深めます。
コンピュータ建築製図用ソフトを駆使する
CAD演習I,II,III
平面図・立面図・断面図といった建築図面の作成ルールを理解し、建築製図用CADソフトを使用してそれら建築図面を制作します。線の種類・太さ・濃淡といった基本的な操作設定から、広くプレゼンテーションに必要な知識を身につけます。
地形を図化して地図をつくる
測量実習
地形からどんな地図ができるのか。地図をつくるという作業には、測量機器に慣れるとともに、地形を見抜く目をもつことが必要です。土地の形状や大きさを計測するため、トラバーシング、レベリング、平板測量などの実習を行い、測量の基礎を修得していきます。
卒業研究の主なテーマ
●美術館の展示空間の変化
●快適な睡眠環境について―睡眠と枕―
●空間における色の感情効果について―マクドナルドを例にとって―
●暮らしの中の和紙―あかりとの調和―
●車のインテリア―快適な車内空間―
●ライブハウス『磔磔』―音楽が響く空間での人と人との距離―
●店舗形成における光と色の重要性―ポルタを巡って―
●鉄道車両基地展望橋計画―被爆建築の保存―
●近年の公園の傾向について
●ステンドグラスについての研究―現代建築においてのステンドグラスのあり方―
●天神エリアの屋台 屋台のレイアウトについて
●京町家の在り方―再生利用から見る価値―
●武道館建築について―現代における武道館のあり方―
●快適なトイレ空間―現代のトイレの存在とは―
●8坪の自宅リフォーム―花梨の家―
■この情報の掲載元
http://www.tachibana-u.ac.jp/faculty/business/city_environment/arch_interior.html
観光・都市デザインコース 観光・まちづくりのプロフェッショナルへ
観光開発や都市デザインの企画・立案などのノウハウを学ぶ
観光資源や歴史・文化など、地域の個性や魅力を引き出し、観光地を開発したり、地域を活性化し住みよい都市デザインを考えたりするための企画・立案などのノウハウを、実践をふんだんに取り入れて学びます。卒業後は、観光開発や旅行産業、ホテルなどのスタッフとして、また、都市計画やまちづくりに携わる公務員・NPOスタッフなど、さまざまな職場での活躍をめざします。
さまざまな視点から基礎知識を学修しフィールドワークで実践力を磨く
「観光学総論」「観光資源論」「まちづくり入門」などの講義科目で、観光や都市デザインに関する幅広い基礎知識を身につけます。また、「観光ビジネス実務演習」でホテルや旅館などの宿泊ビジネス、旅行や航空等運輸ビジネスの実務を学び、「観光・まちづくり事例研究」ではフィールドワークを取り入れた学びを展開します。さまざまな視点から基礎知識を学修し実践力を磨いていきます。
4年間で培った知識と実践力を用いて問題意識を卒業研究に結実させる
京都・山科をフィールドに、現地調査やさまざまなイベントに参加します。また、観光資源を集め、それらを画像・映像処理し分類・考察することで、観光情報の蓄積と活用を考えます。ときには、学生自らプランニングした海外旅行に出かけたり、まちづくりの先進地域を訪問するなど、4年間で培った知識と実践力を用いて、現場で見つけた問題意識を「卒業研究」として論文にまとめ上げます。
◎特色ある授業
観光に関わる情報やメディアを理解する観光情報論
観光という巨大産業では、観光素材や観光商品の広報、流通、販売のためにさまざまな情報やメディアが関係しています。情報やメディアへの理解を手始めに、観光との関わりを総合的に理解することを目的とし、観光に関わるさまざまな情報および情報媒体について演習を通して学びます。
観光やまちづくりの実際に触れる
観光・まちづくり事例研究
観光振興やまちづくりの実践事例を学ぶとともに、観光やまちづくりに関する調査研究を実施することで、実践力を身につけます。授業では、フィールドワークを積極的に行い、グループワークにより、具体的な地域を想定した観光振興やまちづくりの計画案を策定していきます。
観光ビジネスの実務や学外実習を通して現場を知る
観光ビジネス実務演習
旅行業や旅行素材を提供するサプライヤーなどについて、観光ビジネスの現場で必要とされる実務を学び、観光に関わる人材としての能力を養います。近畿日本ツーリスト株式会社京都支店との業務提携で行われ、旅行会社訪問や添乗業務実習、ホテル・旅館・観光施設訪問などの学外実習も実施します。
国内・海外の観光地とその魅力を知る観光資源論
国内の観光地理ならびに海外の主要な観光地理を学び、それぞれの地域や国の観光資源(自然、人文、複合)についての知識を得ることが目的です。あわせて、旅行業務取扱管理者試験の地理分野や、旅行地理検定試験などを受験する学生にとって、試験の対策としても役立つ内容です。
卒業研究の主なテーマ
●観光情報とメディア
●京都における観光資源の活用法とは―車いす利用者がめぐる京都―
●使い継ぐ―滋賀県近江八幡市旧市街地における町家再生―
●広島県福山市によるまちづくり―鞆の浦の事例―
●白川郷の課題と今後
●コンビニエンスストアを拠点とした観光資源の発掘と発信
●イベント企画による地域おこし
●味噌の再評価と味噌を活かしたまちおこし
●チューリップのまち砺波―チューリップを全国へ―
●町衆によるまちづくりの研究―長浜市まちづくり役場の事例から―
●琉球伝統競漕ハーリーによるまちづくり
●隠岐の産業・イメージ革命―土着思想による50年計画―
●京都人から見た都市景観論―京都市都市景観条例批判―
●サザエさんのオープニングを利用した観光地PR
●着地型観光の現状とその抱える課題
■この情報の掲載元
http://www.tachibana-u.ac.jp/faculty/business/city_environment/sightseeing_city.html
文化プロデュースコース -アーツマネジメントのスペシャリストを目指す-

芸術や文化の支援を実践できるマネジメント能力を養成
芸術をはじめとする文化は、それをサポートするシステムがあって初めて開花します。本コースでは企業や自治体・NPOなどで芸術文化支援を実践できる能力を養成していきます。また、アーツマネジメント(本学認定)資格も取得可能です。将来は、舞台や芸術のマネジメント、芸術文化イベントの企画・立案、文化施設の運営などのフィールドで活躍できる人材を養成します。
文化と社会の関係を理解した上で具体的な事例を通し実践力を磨く
「都市文化資源論」「文化経済論」「文化政策論」などの科目で、文化と社会の関係を広く柔軟に学び、「アーツマネジメント論」「イベントデザイン論」などにより、演劇やダンス公演、美術展覧会など具体的な事例を通して実践的な知識を身につけます。また、「アーツ演習」では美術工芸デザイン、映画、演劇、ダンス、音楽、伝統芸能など多様な芸術に触れ、芸術的センスも磨きます。
ワークショップやアーツイベントを企画運営しその方法を修得する
ワークショップやアーツイベントを企画運営し
ステージ(音響や美術)と照明の舞台づくりに関するワークショップに参加したり、びわ湖ホールでのオペラの公開リハーサルを見学し、出演者や裏方の人たちと交流し、舞台芸術の現場に触れます。さらに、展示によるアーツイベントを企画し、学内でイベントを開催するなど、さまざまな現場を体験しながら、その方法を修得し、「卒業研究」に向けた学びを進めていきます。
◎特色ある授業
ワークショップやアーツイベントを企画運営し
公共劇場の歴史と現状を知る
文化施設マネジメント論
文化芸術振興基本法など法律・制度の変化と国や自治体の文化政策の変遷の中で、国公立の劇場、ホールが抱える課題とマネジメントのあり方について学びます。身近な劇場やホールの活動に関心を持ちながら、そのマネジメントについて研究します。
アーツマネジメントを学ぶ入り口
アーツマネジメント論
アーツマネジメントが都市環境デザインにどう位置づけられるかを知り、アーツマネジメントの分類と歴史を学びます。また、現役のアーツマネージャー(外部講師)を招いて実際の仕事に触れます。アーツNPOと企業メセナなどについても学びます。
舞台芸術の社会的意義を考える
舞台イベント研究
舞台芸術を作り支えるさまざまなスタッフの仕事を理解するとともに、舞台芸術が上演される場所(劇場)そのものの機構および役割を理解していきます。そして舞台芸術を支える環境について理解することを通じて、劇場や舞台芸術の社会的意義を考えます。
さまざまな芸術(アーツ)の本質を探るビジュアルアーツ演習,パフォーミングアーツ演習
昨今の「美」の基準が多様化するなかで、「芸術」は経済なしに存在することができず、「デザイン」はコスト計算では測れない影響力があります。「芸術」と「デザイン」両作品で、その感動をもたらす効果が共通している例が多く見受けられます。「美しさとは/芸術性とは何か」を探りつつ、さらにさまざまなアーツのジャンルに触れていきます。
卒業研究の主なテーマ
●演劇ビギナーズユニット―コミュニケーションツールとしての演劇―
●映像技術の発展と社会への影響
●ヴィジュアル系ライブハウスの文化論―オーディエンスの振るまい方を中心に―
●変化する日本のお笑い文化―伝統演芸・落語の未来について―
●芸術とは何か―料理は芸術かという問いを通して―
●筝曲の歴史と変遷―筝曲の革新家宮城道雄を追って―
●祭とアートフェスティバル―国際美術展の祝祭性とは―
●商業施設によるアーツマネジメント―「Posca7」によるパレード制作記録―
●社会における絵画―その価値の本質―
●現代の日本に民謡を生かすには―日本音楽の歴史・特徴の考察を通じて―
●文化施設とマンガ
●国際映画祭と日本映画の受賞―受賞がもたらす意義とは―
●現代ミュージックシーンとメジャーアーティストの繋がり
●芸術は地域再生に活かせるのか
●博物館における文化創造―その構造とあるべきマネジメント
■この情報の掲載元
http://www.tachibana-u.ac.jp/faculty/business/city_environment/culture_produce.html
都市デザイン学科 カリキュラム


大学での学びの方法を身につけ、現地調査の結果をレポートしたり、プレゼンテーションしたりする能力を養成。あわせて、3コースそれぞれの学びの基礎知識を修得します。

建築・インテリアコースでは実技の基礎を修得。観光・都市デザインコースではフィールドワークを、文化プロデュースコースではアーツの鑑賞を、積極的に行います。

建築・インテリアコースでは高度な設計の技能を修得。観光・都市デザインコースでは高度なフィールドワークを、文化プロデュースコースでは多くの事例に触れて学びます。

各コースで学んだ知識や技術をより専門的に深めながら、4年間の集大成として、企業や社会において通用するような水準での卒業研究の達成をめざします。
教養教育の詳細は、教養教育ー文学部・人間発達学部・現代ビジネス学部をご覧ください。
■この情報の掲載元
http://www.tachibana-u.ac.jp/faculty/business/city_environment/curriculum.html
取得可能な資格・免許一覧
本学では、アカデミックな専門領域を活かしながら、キャリア形成に役立つ各種の資格免許を取得できる制度を整備しています。
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文学部 |
人間発達学部 |
現代ビジネス学部 |
看護学部 |
健康科学部 |
日本語日本文学科 |
歴史学科 |
歴史遺産学科 |
児童教育学科 |
英語コミュニケーション学科 |
現代マネジメント学科 |
都市環境デザイン学科 |
看護学科 |
理学療法学科 |
心理学科(通学制) |
幼稚園教諭一種免許状 |
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小学校教諭一種免許状 |
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(児童教育コース) |
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中学校教諭一種免許状 |
国語 |
社会 |
社会 |
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英語 |
社会
(現代マネジメントコース) |
社会 |
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高等学校教諭一種免許状 |
国語/
書道 |
地理歴史 |
地理歴史 |
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英語 |
公民
(現代マネジメントコース) |
公民 |
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公民 |
保育士 |
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(幼児教育コース) |
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2級考古調査士 |
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図書館司書 |
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学校図書館司書教諭 |
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博物館学芸員 |
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社会教育主事 |
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日本語教員 |
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社会調査士 |
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救急救命士国家試験受験資格 |
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(救急救命コース) |
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一級建築士
試験受験資格 |
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二級建築士・木造建築士試験受験資格 |
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インテリアプランナー登録資格 |
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アーツマネジメント |
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看護師国家試験受験資格 |
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保健師国家試験受験資格 |
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助産師国家試験受験資格 |
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(女性のみ) |
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養護教諭一種免許状 |
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理学療法士
国家試験受験資格 |
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認定心理士 |
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産業カウンセラー受験資格 |
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※資格・免許取得のための科目履修にあたっては、入学後の成績などにより履修基準を設けている場合があります。
※看護学部における助産師国家試験受験資格と養護教諭一種免許状については、選択履修によりいずれかを取得することが可能です。