Javascriptをオンにして下さい。
「環境人材育成コンソーシアム」とは

検索ページへ戻る

東京都市大学大学院 環境情報学研究科 環境情報学専攻

更新日 2013-04-24

環境情報学研究科の特徴

教育目標および育成すべき人材

私たち人類は、豊かな暮らしを求めて高度な技術を開発し、またその基礎となる科学を進展させてきました。しかし、その一方で、いわゆるエネルギー問題や環境問題の認識を通して資源容量や環境容量の有限性をも知ることになってきました。本当の意味での豊かな社会を構築するには、様々な技術開発を、自然環境に対応できる方向へと、また人にやさしい方向へと変えていかなくてはなりません。その際の重要なキーワードは「環境」と「情報」です。


大学院環境情報学研究科では、環境と情報に関する学部レベルでの教育や研究への取り組みをさらに展開・深化させていくことを使命としています。

明治以来の日本は、西欧から導入した学問を縦割りの体系として形成することに徹して、国の産業構造の近代化を図り、その結果としてあらゆる面で物質的な豊かさを急速に実現させてきました。しかし、同時に、環境倫理を含む社会規範の在り様や人間関係について、かつてない不安な状況を生み出してもきました。とくに近年では、環境と情報に関わる諸問題が、個人や家族などの小さいスケールから企業や地域社会・国際社会などの大きなスケールまで、また様々な分野が複雑に絡み合う形で現れてきており、その解決に向けた基礎的な教育や研究を改めて見直し、一層の充実を図ることが求められています。

これからの社会では、従来の縦割り型の学問体系を縦糸とするなら、それらを横糸でしっかりと紡いでいけるような学際的な学問体系を素養として身に付けた人材が、ますます必要になってくるものと考えられます。環境情報学研究科では、このような人材を養成することをも目指しています。

大学院環境情報学研究科は、一言でいえば、「地球環境と調和する人間活動」や「人にやさしい情報活動」を対象にして、これら活動を可能とするための本質を探求するとともに、具体的な様々な活動を、どうデザインし、どう実践していくかを研究するとともに、その研究の体験を通して行なう総合的な高等教育によって、これからの社会で必要とされる広い視野をもつ実行力のある人材を育成することを目指します。

■この情報の掲載元
http://www.tcu.ac.jp/academics/graduate/environmentalfeature/index.html


環境情報学専攻


専門分野の紹介


環境情報学専攻は、博士前期課程と博士後期課程とから成ります。
博士前期課程では、〈環境マネジメント〉・〈コミュニケーション環境〉・〈情報システム〉・〈地域・都市環境〉の4領域における研究と教育を行なっており、その内容はおよそ次のとおりです。


〈環境マネジメント〉領域
国際的な観点を含む環境政策、自然や地域の環境保全に配慮した生産・消費スタイル、経営に関わる環境マネジメント、企業経営の最適化などについて教育と研究を展開する。


〈コミュニケーション環境〉領域
現代社会におけるマスメディアやコンピュータを用いたコミュニケーションを良好にするための方法について、主に社会学・文化人類学・認知科学などを含む社会科学的な視点から教育と研究を展開する。


〈情報システム〉領域
現代社会で著しく発達しつつある情報・通信の基盤技術に関連して、特に利用者とのインタフェースについて社会科学的・工学的な視点から教育と研究を展開する。


〈地域・都市環境〉領域
建築・都市とその周辺地域環境における人間を含む生態系の保全や復元などに着目して、生物学や建築環境学・環境デザイン・都市工学の視点から教育と研究を展開する。


博士後期課程は、〈環境〉と〈情報〉の2領域から成り、これらの領域において学際的な見地から高度な研究を深化・展開させ、環境や情報に関する研究者・教育者あるいはリーダーとして活躍し得る人材の育成を目指しています。



教育目標と身につく素養


本大学院に在学する学生諸君は、研鑽を積みたいと考える学問領域に応じて、いずれかの教員の研究室に所属して、その研究活動に直接・間接にかかわることで学問する力を身につけていきます。学生と教員の日常的ふれあいを通じた密度の高い教育が大学院教育の特長です。博士前期(修士)課程では、学生の収容定員40人に対して39人の専任教員が担当し、博士後期課程では、学生の収容定員6人に対して8人の専任教員が担当しています。


本大学院では、プロセスを重視する密度の濃い教育を展開するようにしています。それぞれの大学院生が研究内容を他者にわかりやすく伝えられるようにすることを重視して、博士前期課程では1年次の半ばと後半に英語による2回の発表会、2年次はじめに日本語または英語によるポスター発表会、その半年後に修士論文の日本語による中間発表会を設け、最後に修士論文発表会に臨めるようにしています。

学生それぞれが学位論文を纏めていくプロセスの中で、「環境」と「情報」にかかわる先端的な研究活動の一端を体験しつつ、論理力や構成力を培い、また、表現力を鍛えていきます。在学中に関連する学会での発表を行なうことも勧めています。このようにして、環境や情報にかかわる具体的な研究を体験していく中で、社会においてどのような仕事に就くにあたっても必要とされる論理力・構成力・表現力を身に付けていきます。

博士後期課程では、以上と同様なプロセスがさらに強化されて展開されます。


修了後の進路


本大学院の修了者には、企業や団体などの組織において環境や情報にかかわる問題解決の仕事に取り組んでいける能力を培っていることが期待され、次のような進路が考えられます。後期課程修了者には、環境・情報の教育・研究に取り組んでいける能力も期待され、大学や研究機関への進路も考えられます。


・シンクタンク・コンサルティング会社の企画・調査・研究部門、あるいは国際部門・システム
・公共的な環境・情報システムの開発・導入・立案を行う国・地方行政機関、国連・ユネスコ、その他国際機関・独立行政法人・NGO
・設計事務所・住宅産業・建設会社などの環境・情報システム関連の研究開発・調査部門
・環境・情報システム関連のハード・ソフトメーカー、システムインテグレーションサービス企業、コンテンツ・ビジネス企業
・その他企業の環境・情報システム企画推進部門
・環境・情報の教育・研究を行う国内外の大学、研究機関など。

■この情報の掲載元
http://www.tcu.ac.jp/academics/graduate/environmental/index.html