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東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科 海洋環境保全学専攻

更新日 2012-04-16

海洋環境保全学専攻

専攻・専攻の内容

海洋環境における様々な現象を理解し、変動機構を解明すると共に、海洋環境の保全と修復を目指して、人間活動に伴って加えられた海洋環境への負荷を抑制・除去するための方策を打ち立てます。このため、物理学、化学、生物学、数学、情報科学などの理学的な取り組みに加え、環境保全のための工学や現象を社会科学的な視点から価値判断するなど総合的・学際的な教育研究を行います。

専攻分野

海洋生物学 
水圏環境化学 
環境システム科学 
環境システム工学 
国際環境文化学

入学定員

46名

 
■この情報の掲載元
http://www.g.kaiyodai.ac.jp/main/zenki/3.html
 
 

海洋生物学

海洋生物学について

海洋に生息する微小生物から魚類・無脊椎動物・大型動物や植物までを対象とした分類、分布、生活史、形態、生理生態学特性について、また被食・捕食、共生などの生物間の相互関係、個体群や生態系の動態と環境との関係について教育・研究を行います。海洋化学、環境システム学などの専攻分野と連携して気候変動や人為的環境破壊が生態系に及ぼす影響を究明し生態系の保全や生物多様性の維持のための方策を提示します。

 何を研究している?

 水圏にすむ生物について、その分類から生活史、生態など、あらゆることを視野に入れた研究を行っています。また、個々の生物だけではなく、生態系を構成する生物を”群集”という視点からもとらえ、生物群集の動態と環境との関係や、環境の変動に対して生物群集がどのように反応するのか、といった研究も行っています。

学び方は?

実際の生物に触れて、基礎的情報としての形態学的・生態学的知識を得ます。また、それらを表現するために統計学や数学も駆使しています。したがって、バランス良く学ぶことが求められています。

分野の魅力って?

調査水域が、近くの池や湖から東京湾を中心とした日本各地の沿岸、さらには南北太平洋や南極にまで広がっていること。また、海洋環境の主体である海洋生物の研究は、今後ますます重要になると期待されています。

カリキュラム&シラバス

授業科目名 担当教員 単位 授業科目名 担当教員 単位
魚類生理生態学 河野 博
茂木正人
2 浮遊生物生態学 石丸 隆 2
魚類系統分類学 河野 博 2 浮遊生物機能論 田中祐志 2
藻類系統学 田中次郎
鈴木秀和
2 海産哺乳類学 加藤秀弘 2
藻類形態分類学 田中次郎
鈴木秀和
2 魚類行動生態学 須之部友基 2
生物環境学 堀本奈穂 2 海洋観測演習 石丸 隆 8
無脊椎動物生理生態学 瀬川 進 2 海洋生物学特別研究 各スタッフ 8
無脊椎動物系統分類学 土屋光太郎 2 海洋生物学特別演習 各スタッフ 4
 

 
■この情報の掲載元http://www.g.kaiyodai.ac.jp/cmes3/seibutu.html
 
 
水圏環境化学

水圏環境化学について

海洋など水圏環境の現状と変化を、主に化学的な手法を用いて解析します。水圏環境や生態系に存在する元素や化合物の循環、分布、存在形態、移送、代謝、生理活性、利用などについて調べます。また微生物や酵素等を利用した汚染物質の分解とそのモニタリング、環境負荷を軽減する方法の開発などの研究も行なっています。これらを通じて地球規模の物質循環の解析や、化学物質と生物活動の相互関係の解明と活用、海洋の有効利用や環境保全への応用などをめざした教育、研究を行なっています。

何を研究している?

 海の化学物質の分布や機能について研究することで次のことを目指しています。
1.海という大きなシステムの仕組みやはたらきの解明
2.人間が海に持ち込んだ物質の追跡や生物への影響評価
3.物質を仲立ちにする生物の相互作用の解明
4.天然物質の有効利用や、環境保全・資源利用に役立つ物質の創出
5.海洋酵母や極限環境微生物等の有用水圏微生物とそれらの酵素の解析・改良・利用
6.生物機能を利用した環境モニタリングシステムの創出
7.産業廃棄物の最終処分や生物資源循環型利用法の開発
8.変異原性を指標として環境汚染を総合的に評価する学び方は?海洋環境について学ぶためには、生命現象や物理的過程(物理反応が進行する過程)の理解が必要です。一方、物質についての研究なので、基礎的な化学の学習も大事であり、バランスよく学ぶことが求められています。
 

分野の魅力って?

海と地球環境のかかわりをグローバルな視点で考えたり、身近な水環境についてローカルに取り組んだり、ミクロな視点から海の生命の機能を調べるなど、分子レベルの化学的アプローチから、海で起こるあらゆる現象に迫り、地球環境の変動における海の役割を解明する事に重点を置いています。海洋環境を守ること、未利用海洋資源を有効利用することは人類の未来の鍵を握っています。

カリキュラム&シラバス
授業科目名 担当教員 単位 授業科目名 担当教員 単位
海洋無機化学 高橋美穂 2 生物機能科学 任 恵峰 2
海洋環境保全学 佐藤博雄 2 環境微生物学 浦野直人 2
生元素循環論 神田穣太 2 生物機能利用学 遠藤英明 2
有機構造解析 永井宏史
神尾道也
2 分子生物化学 石田真巳 2
生命化学 永井宏史 2 環境技術マネージメント 中村 宏 2
機能材料化学 榎 牧子 2 水圏環境化学特別研究 各スタッフ 8
環境機能材料化学 榎 牧子 2 水圏環境化学特別研究 各スタッフ 8
 
■この情報の掲載元http://www.g.kaiyodai.ac.jp/cmes3/kagaku.html
 
 
環境システム科学

環境システム科学について

地球規模からミクロな規模までの様々な時空間スケールで発生する海洋物理現象を観測・実験・解析を通して正しく把握し、海洋循環モデルや生態系モデルを構築するとともにその根幹を成す物理・生物環境変動機構を明らにすることを目的とします。また、先端技術を応用した海洋計測システムや、そこから得られる多様な情報を処理する技術など、海洋環境動態の解明と予測に不可欠な事項に関する教育・研究を行います。

何を研究している?

地球規模からミクロな規模までの様々な時空間スケールで発生する海洋物理現象を正しく把握し、生態系モデル作成に必要な物理・生物環境変動機構を解明しようとしています。また、先端技術を応用した海洋計測システム技術の確立と、そこから得られる多様な情報とその処理など、海洋環境動態の解明と予測に不可欠な事項に関する研究を行っています。

学び方は?

海を科学するためには、物理的な諸現象を理解するばかりでなく、生命活動に伴い発生する化学反応が進行する過程(生物・化学過程)を含めた環境システムを学際的に学ぶことが必要です。このため、物理・数学・生物の基礎知識習得は必須となります。
 

分野の魅力って?

海は地球の要である。マクロ・ミクロの様々な現象が関わっている地球環境システムを構成する物質や熱の輸送・分布を支配する素過程を調べることで、地球環境システムを解明し、予知することを目指しています。海には未知の現象があふれているのです。

カリキュラム&シラバス
授業科目名 担当教員 単位 授業科目名 担当教員 単位
海洋力学 北出裕二郎
吉田次郎
2 物理分析の最先端 大橋英雄 2
沿岸海洋物理学 北出裕二郎 2 環境測定学 荒川久幸 2
海洋乱流・拡散 山崎秀勝
長井健容
2 光環境測定学 荒川久幸 2
海洋生態物理学 山崎秀勝
長井健容
2 環境数理解析学 上村豊
中島主恵
2
環境情報解析学 根本雅生 2 海洋数理解析学 坪井堅二 2
情報解析応用学 吉田次郎 2 沿岸観測実習 吉田次郎 2
地球気候変動論 島田浩二 2 環境システム科学特別演習 各スタッフ 4
環境構造論 大橋英雄 2 環境システム科学特別研究 各スタッフ 8
 
■この情報の掲載元
http://www.g.kaiyodai.ac.jp/cmes3/system-c.html
 
 
環境システム工学

環境システム工学について

環境保全に必要な大気および海洋の諸現象の理解と予測に資するデータ解析や観測的研究と教育、環境負荷低減を考慮したエネルギー利用効率化のための総合的エネルギー管理に関する実験及び理論的研究と教育、また環境リスク評価手法やリスク軽減のための高度な安全遂行システムの確立を目指す理論的及び実験的研究と教育、人類の海洋環境への生態学的適応や諸民族集団の海洋資源保全戦略を海洋人類学の視点から分析する研究と教育を行います。

何を研究している? 海洋環境保全に必要な大気・海洋の自然現象の理解や波浪などの海象予測システムの確立、大気環境計測や地球環境動態評価のための先導的光センシング技術の開発と応用、環境負荷軽減のための総合的なエネルギー管理、環境リスク評価手法とリスク軽減のための安全機能遂行システムの確立について研究を行う。 学び方は?海洋環境を分析し、また、それを守るためには、関連する基礎工学を組み合わせたシステム工学の手法が有効である。海洋環境、エネルギー、安全問題等に問題意識をもち、その解決に熱意を持って取り組むことが求められる。 分野の魅力って?地球環境の最も大きな要素である海洋環境を分析し守るために、最も必要とされている分野である。先端の研究により世界に大きく貢献することができる。

カリキュラム&シラバス
授業科目名 担当 単位 授業科目名 担当 単位
エネルギー管理論 賞雅寛而 2 機能安全工学 佐藤吉信 2
環境保全論 賞雅寛而 2 高信頼性制御システム工学 陶山貢市 2
動力エネルギー実験 賞雅寛而 2 システム安全工学実験 佐藤吉信
陶山貢市
2
環境解析論 小橋史明 2 海洋人類学 岩淵聡文 2
環境予測論 岩坂直人 2 海洋人類学演習 岩淵聡文 2
環境科学演習 岩坂直人
小橋史明
2 海洋考古学 岩淵聡文 2
大気環境計測学 村山利幸 2 環境システム工学特別演習 各スタッフ 4
大気環境物理学 関口美保 2 環境システム工学特別研究 各スタッフ 8
大気環境計測学実験 村山利幸
関口美保
2      
 
■この情報の掲載元
http://www.g.kaiyodai.ac.jp/cmes3/system-k.html
 
  
国際環境文化学

国際環境文化学について

環境保全の問題を多面的に精察し解決を図るために、国際的視野に立ち、自然環境と社会環境の双方を対象として、文化学の角度から教育研究を行います。具体的には、環境問題の根本に係わる科学技術の在り方を考察する科学論、環境と人間の歴史の関係を検討する文明論、環境・海洋・科学技術と人間との繋がりを主題とする文学論、海洋環境で働く人や海洋スポーツ等を行う者の健康科学および海洋環境の健康影響論、環境教育の錬磨を目指す環境教育論、これらに国際レベルで対処するための言語技術論、以上から構成されます。

何を研究している?

 人間がその中で生活する自然環境や文化環境などの外部環境はもとより、人体という内部環境について、さまざまな角度から研究しています。環境問題をもたらす科学技術の在り方、文明と環境との歴史的な関係、文学に見る環境や科学技術と人間のつながり、海洋環境に係わる人々の生理・健康問題、環境教育の改革の方途、コミュニケーション能力を国際レベルに上げるための言語技術。以上を主たる研究対象にしています。

学び方は?

主に以下の方法とその融合があります。国内外の文献を検討し理論を構築する。フィールドワークによる現状調査を通じて問題点を把握し、その打開を目指す。実験を行ってデータを解析し、改革の方向を探求する。これらの基礎として、国際性を身につけるために語学力も練り磨きます。

分野の魅力って?

「環境」という言葉を聞くと、すぐさま自然環境を思い浮かべがちです。しかし、私たちを取り巻く環境には、私たちの日々の生活や精神や意識を形成する社会環境や文化環境もあります。さらに、これら外部環境に対して、人体という内部環境も存在します。このような広義の環境について多角的に研究できる、日本でも数少ない専攻分野です。

カリキュラム&シラバス
授業科目名 担当教員 単位 授業科目名 担当教員 単位
海洋健康科学 田村祐司 2 応用倫理学 小松美彦 2
海洋スポーツ科学 佐野裕司
千足耕一
2 科学技術社会論 柿原 泰 2
環境教育論 川下新次郎 2 環境文化思想論 未定 2
海洋環境文学論 大野美砂 2 国際言語技術論 大島弥生 2
多文化社会論 小暮修三 2 国際環境文化学特別演習 各スタッフ 4
科学文学論 日臺晴子 4 国際環境文化学特別研究 各スタッフ 4
科学文明論 未定 2      
 
■この情報の掲載元
http://www.g.kaiyodai.ac.jp/cmes3/kokusai.html